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ホームページがスマホ対応していない|お客さまの画面で起きていることと、作り直しを頼む前に決める3つ
2026年10月4日

スマホ対応していないホームページとは、パソコン用の画面が、そのまま小さく縮んでスマートフォンに出るホームページのことです。
困るのは、見た目が古いことではありません。お店に来る直前のお客さまが、営業時間も、電話番号も、読めずに離れていくことです。そして原因はページの作りにあるので、文字を大きくするような手直しでは済みません。
この記事では、お客さまの画面で何が起きているかを実物でお見せしたうえで、作り直しを頼む前に決めておく3つのことを書きます。
スマホ対応していないホームページは、お客さまの画面でこう見えます
下の2枚は、同じお店のホームページを、同じスマートフォンの幅で開いた画面です。お品書きも、営業時間も、写真も、載せている内容は同じです。違うのは、作りだけです。


どちらも、実際にインターネットへ置いてあります。お手元のスマートフォンで開くと、お客さまと同じ画面になります(検索には載せていません)。
左の画面は、いまも実際に公開されているホームページの作りを調べて、再現したものです。この記事を書くにあたり、さいたま市の商店会や商工団体のページからたどれるホームページを27件、スマートフォンの幅で開きました。27件のうち6件が、左と同じ状態でした。めずらしい話ではありません。
来る直前のお客さまに、3つのことが起きています
お店のホームページをスマートフォンで開く人の多くは、もう行くつもりになっています。知りたいのは、今日は開いているか、どこにあるか、電話は何番か、です。左の画面では、その3つともつまずきます。
左の画面を測ると
- 1営業時間が、読めない画面に出る文字は、約5px
- 2メニューが、押せない画面の上での高さは、約10px
- 3電話が、かけられない番号が、絵の中に書いてある
読めない。文字は、画面の上で約5pxです。2本の指で広げれば読めますが、広げると横にはみ出し、左右に動かしながら探すことになります。
押せない。「営業のご案内」「アクセス」といったメニューは、高さが約10pxしかありません。指先よりずっと小さいので、となりの項目を押してしまいます。
かけられない。電話番号は、看板の写真の中に、絵として書いてあります。絵なので、押しても何も起きません。番号を覚えて、打ち直すことになります。
ここで手間取った人は、苦情を言ってはくれません。黙って検索の画面に戻り、ほかのお店を開きます。お店の側からは、何も起きていないように見えるのが、この問題のいちばん厄介なところです。
検索への影響もあります。Googleは、スマートフォンで開いたときの内容を、検索に載せる判断と順位づけに使うと説明しています。あわせて、画面の幅に合わせて並び方を変える作りをすすめています。
スマホ対応は、文字を大きくするだけでは済みません|レスポンシブに組み直す理由
「それなら、文字を大きくしてもらえばいい」と思われるかもしれません。それでは済まないのは、小さく見える原因が、文字の大きさではないからです。
スマートフォンは、幅の指定がないページを開くと、「これはパソコン用のページだ」と判断します。そして、幅およそ980pxの画面として組み立ててから、手のひらの画面に入るように全体を縮めます。
左の画面で起きていること
組み立てる文字は12px
入るように縮める全体が4割の大きさに
約5px12px × 0.4
つまり、ページ全体が「幅980pxの紙」として作られていることが原因です。文字だけを大きくすると、その紙の中で文字があふれて、表やメニューが崩れます。
スマホ対応とは、この紙の作りをやめて、見る画面の幅に合わせて並び方が変わる作りに組み直すことです。この作りは、レスポンシブと呼ばれます。右の画面は、同じ内容を、スマートフォンでは縦に1列、パソコンでは横に並ぶように組んであります。
組み直しの大きさは、いまのページの作りで決まります。見積もりを頼むと、制作会社はここを見ています。
| いまのページの作り | かかる手間 |
|---|---|
| 並び方を、あとから変えられる作り | ここ10年ほどの間に作られたページに多い作りです。いまのページを生かして、スマートフォン用の並び方を足せます。 |
| 幅を固定した表で、全体を組んである | 左の画面がこれです。メニューも、お品書きも、表の中に入っているので、ほぼすべてを組み直します。 |
| 見出しやメニュー、電話番号が絵になっている | 絵は、幅に合わせて並べ替えられません。文字に打ち直すところから始めます。 |
下の2つに当てはまるなら、手を足すより、文章と写真を引き継いで作り直すほうが、早くて確かです。作り直しといっても、内容を一から考え直すわけではありません。変えるのは、入れものです。
スマホ対応の作り直しを頼む前に、決めておく3つ
スマホ対応は、制作会社に頼む仕事です。頼む前に、次の3つを決めておくと、見積もりを比べやすくなり、あとで困りません。
1. だれに頼むか
まず、いまの制作会社に見積もりを頼みます。ホームページの中身をいちばん知っているのは、いまの制作会社だからです。そのとき、毎月の管理費に、スマホ対応が入っているかどうかも聞いてください。
管理費を払い続けているのに、スマホ対応は別料金で高額、という見積もりが返ってくることがあります。その金額で新しく作り直せるなら、制作会社の乗り換えを考える時期です。別の制作会社の見積もりと、並べて比べます。
2. 何を引き継ぐか
作り直しで失いたくないものを、先に書き出します。文章と写真。「お店の名前.com」のようなホームページの住所(ドメイン)。その住所で使っているメール。
写真と文章は、だれが用意したものかで扱いが分かれます。ご自分で撮った写真、ご自分で書いた文章は、そのまま使えます。いまの制作会社が用意した写真やイラスト、書いてもらった文章は、新しいホームページで使ってよいかを、契約書で確かめるか、制作会社に聞いてください。素材サイトの写真は、借りた制作会社だけが使える決まりになっていることがあります。使えないものは、撮り直すか、用意し直せば済みます。
とくに住所は、名刺や看板、地図の情報に載っています。変わると、すべて直すことになります。ドメインがだれの名義になっているかで、引き継げるかどうかが決まるので、ドメインは誰の名義?で先に確かめておくと安心です。
3. この機会に、何を足すか
同じ内容を、ただスマートフォンの幅に収めるだけでは、もったいないです。スマートフォンで来る人は、読んだその場で動きます。右の画面では、次のものを足しました。
| 項目 | スマホ対応していない | 作り直したあと |
|---|---|---|
| 画面に出る文字 | 約5px | 18px |
| メニューの高さ | 約10px | 49px |
| 押せる電話番号 | 0か所(絵の中) | 4か所。下に「電話する」が出たまま |
| 地図 | 住所の文字だけ | ページの中に地図を表示 |
| 予約 | 電話だけ | 電話と、予約フォーム |
見積もりを比べるときは、金額だけでなく、この表の下の3行にあたるものが入っているかを見てください。
かりぬいホームページは、スマホ対応が標準です
上の「作り直したあと」は、私たちの制作サンプルです。かりぬいホームページは、スマホ対応を標準にしています。追加の料金はかかりません。電話のボタン、地図、フォームも含めて、初期費用50,000円と、月額10,000円の中に入っています。
作り直しは、いまのホームページのアドレスを、依頼フォームに貼るだけで始められます。文章と写真は、いまのページから引き継ぎます。あらためて原稿を書いていただく必要はありません。いまの制作会社が用意した写真やイラストは、使ってよいかを先に確かめ、使えないものはこちらで用意し直します。
契約の前に、いまのホームページの内容で、トップページを作り直した見本をお見せします。2回まで直せます。ここまで無料です。ご自分のスマートフォンで、いまのホームページと見比べてから決めてください。いまの制作会社の見積もりと、比べていただいて構いません。
- 画面の数字は、2026年10月4日に、幅390pxのスマートフォンの画面で2つのホームページを開いて測ったものです。お店(麦と汐)は架空で、「スマホ対応していない」ほうは、実在するホームページの作りを再現した見本です。実在のホームページの文章や画像は使っていません。
- 27件の確認は、2026年10月4日に行いました。さいたま市の商店会の連合会と商工団体のホームページからリンクされている外部のホームページのうち、開けた27件が対象です。お店のホームページだけを集めたものではありません。
- Googleの説明は、Google 検索セントラル「モバイルサイトとモバイルファースト インデックスに関するおすすめの方法」によります。